以前から気になっていたあの場所に行って来ました。(゜o゜)ゲッ!!

埼玉県名栗村にある鳥居観音って知ってますか。
青梅から秩父方面へR53を北へ進むと、名栗村辺りで嫌でも目に付く建物がある。鳥居観音のそれである。
10月に秩父へツーリングに行ったときから気になっていたので今回これを目標にプチツーリングをしてきました。
途中で寄ったのが、名栗湖・有間ダム。

紅葉が綺麗で写真を撮っている人が大勢。それと橋の上から獲物を狙う釣り人が多数。


そして、鳥居観音へ。

この観音様。結構怪しい。
鳥居観音開創者、平沼弥太郎氏は昭和15年にこの寺を開いたのだがその開山のきっかけは「観音を奉れ」との母の遺言、親孝行者である。観音像を彫り、その観音堂(恩重堂という)を建ててから・・・・・・。

全国にある有名な観音様とは大分趣向が違います。(それも五十歩百歩か。」
まあ、宗教のごった煮状態と言うかなんでもありと言うか。いやそもそも宗教観もいい加減な私でも「(/_;)/」的な建物郡です。

入山料が大人一人200円です。(徒歩の場合)車は何人乗っていようが500円。バイクも何人でも300円。これは入り口で徴収されます。
更に最大の見せ場観音様の拝観料が200円掛かります。
入り口から頂上まで徒歩なら40分、車なら5分と表示されていました。山上の駐車場まで急な坂がありますが車なら直ぐですよ。と言っています。
でも、今日は雨上がりの午後。しかも道には濡れた落ち葉がべったりと張り付いた路面状況の坂道です。とても登る自信がありませんので、徒歩を選択。
これが最後は正解でした。

さて、それでは道中を写真でご案内。(~_~;) 正直、紅葉等の景色は抜群でした。但し自然を満喫したい人にはその人工物にゲンナリさせられます。


白雲山鳥居観音というのが正式名称だそうです。

紅葉は綺麗ですが、単なる山道です。


[

昭和15年観音堂(現在の恩重堂)が完成し、のちの鳥居観音の母胎となったとあります。




開祖の平山弥太郎氏は、後に埼玉銀行(現埼玉りそな銀行)の初代頭取や参議院大蔵委員長を務めた人だとか。
但し、仏像彫刻家、桐江としても名を知られるようになった人。
つまり、地元では資産家で政治家でもあった人が趣味で始めた彫刻を集めて、それを披露する場所をあれこれ作るうち、この異様な建築物群になってしまったというところか。(~_~;)
公式サイトはこちら。
http://www.toriikannon.org/index.html

さて、続く異様な建物群。



「・・・(省略)こうした現状に鑑み、地球愛護平和観音を建立し、天地自然と共に人類の繁栄を祈念するもの・・・。」だそうです。(~_~;)
それでこの地球儀に乗った観音様が・・・。


またまだ続く

紅葉は綺麗なんですけどね。

そして、平沼先生夫妻○○碑 
なんだかよくわからないけど、手前味噌の・・・。

そして、玄装三蔵・・・。??



それでも続く。

そして、本丸登場。





結局、最後の観音様には入りませんでした。
中には多くの仏像が安置されているそうです。また、観音様の体内から登って後頭部のあたりでベランダのように外が見渡せるようになっており、武蔵野の風景を眺めることが出来るとか。(@_@;) 

公式HPには一般の神社仏閣のように年中行事がそれらしく載っていますが、どの宗派にも属さない独立寺院だとか。それって「単なる○せ物」と同じって事?。

いえいえ。私は何も知らない部外者ですから・・・。

もしもこの場所にバイクで行こうとしている方に注意申し上げます。
駐車場は、山の上の観音様付近と三蔵塔付近にありますが、途中の坂が急です。
雨の後は特に注意が必要です。滑ります。特に落ち葉がべったりと路面に張り付くこの季節は要注意です。私ははじめから恐れをなして徒歩でと決めましたが、正解でした。



こんな状態です。とても怖くて走れません。



余談ですが、帰りに料金所のおじさんと二言三言話しました。
オジサン:「お疲れ様〜。」
私:「どうも、結構急な道ですね。バイクで来たんですが、怖くて登るのをやめました。
オジサン:「そうですね。今日みたいな雨の日は滑るんですよね。」
私:「やっぱりそうですか。」
オジサン:「ええ。私もバイクに乗りますが、以前ここで、オフロードバイクなのに滑って肋骨折ったことがありますよ。」(笑)
私:「ええ!!。(@_@;)!・・・。(無言)」

やっぱり止めて良かった。(T_T)

恐るべし「鳥居観音」(@_@;)